日別アーカイブ: 2019年6月21日

6月議会で「市政100年の大計」をテーマに質問しました

一般質問・19・6・最終 添付図

❶農業の100年の大計 ❷財政の100年の大計を質問しました。別紙に全文を載せていますが、文章が長すぎるという批判があるので、下記にエキスを記載しています。できれば別紙を読んでください。面白いですよ。

❶下松市は別添A表に示すとおり、農業振興策が他市に比べて貧弱である。選択と集中も行政の重要なスタンスであるから、当市の農業放棄市のような取り組みも良いかもしれないが、①食料安保という側面で下松市はその役割を放棄しても良いのか、②IT導入等で、農業は今後目を見張る進化をするかもしれない。食は基幹産業である。投資惜しんで将来後悔することはないか、③農業は働きたい年配者や他所からの転入促進を含めて雇用の創出が期待できる、④耕作放棄地の景観、環境の問題は増々深刻になるであろ・・・これらを考えていく中で、毎年農業振興費を現在より1億円増額するというような大胆な政策もないことはない。農政の長期ビジョンを問う。

❷下松市の財政が財源不足に陥った。当市の財政状況は人件費の圧縮をはじめ、県内トップランナーに位置づけられる健全度をもつと評価されてきた。これまで5次に亘って行財政改革も行ってきた。そんな下松市でも危機的状況に陥ったのは、国の懐具合の影響を受けたからであって、構造的な問題であると思う。そのような中で、従来の対応策を繰り返しても成果はでない、稼ぐ、省くの企業論理に基づく意識改革こそ財政100年の大計と思うがどうか。